2010年代 後半 / 全12話

Lostorage incited WIXOSS

『Lostorage incited WIXOSS』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はJ.C.STAFF。主放送局・系列はTOKYO MXほか。放送期間は2016年10月8日 - 12月24日。話数は全12話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

かつてWIXOSSのセレクターバトルに巻き込まれた少女すず子は、離ればなれになった親友ちよりを探すため故郷の街へ戻ってくる。しかし彼女の前には、記憶を失った状態から始まる新たなロストレージのゲームが待っていた。選ばれたセレクターたちは、ルリグと呼ばれるカードの存在と契約し、勝利すれば願いに近づける一方、敗北すれば自分の大切な記憶を失っていく。すず子は幼い頃の友人千夏と再会するが、二人の関係は過去の約束だけでは結び直せず、ゲームの勝敗と記憶の欠落が互いの心を追い詰めていく。不条理なカードゲームは、少女たちの友情と孤独を映す戦いへ変わる。

豆知識・雑学・よくある質問

WIXOSSシリーズの新章として、新たな主人公やルリグを中心にロストレージという記憶を保存する仕組みを導入した。前シリーズのセレクターバトルと似たカードゲームでありながら、敗北の代償が願いの喪失ではなく大切な記憶の消失として描かれるため、勝つことの意味がより個人的になる。すず子のルリグであるリルや千夏と関わるメルなど、ルリグも単なるカードではなく選手の過去や願望を知る相棒として機能する。ゲームのルール説明を物語の進行に組み込み、対戦相手の能力と心の傷を同時に見せる点が特色。学校や街の日常から、カードを手にした瞬間に心理戦へ移る落差も印象的である。

視聴者の感想・考察まとめ

この作品の怖さは負けると記憶を失うことより、勝ち続けることもまた他人の記憶を奪う可能性を持つ点にある。すず子は親友を救いたいという純粋な願いで戦うが、相手もまた守りたい過去を持っており、勝敗がその人の人生に直接触れてしまう。千夏との再会は昔の友情をそのまま取り戻す物語ではなく、別々に傷ついた二人が今の相手を知り直す過程として描かれる。記憶は自分を証明する大切なものだが、苦痛を忘れたいという願いも簡単には否定できない。カードゲームの形式を使いながら、忘却と執着のどちらが人を救うのかを問い、少女たちの選択に重みを与えている。

読み方・略称・英題

Lostorage incited WIXOSS

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