月刊コミック電撃大王 / 通常連載
百花繚乱 戦国乙女 -カラクリ騒動編-
『百花繚乱 戦国乙女 -カラクリ騒動編-』は、月刊コミック電撃大王の過去掲載作品として記録されている漫画です。出版社はKADOKAWA。作者(作画)は八幡。原作者などは平和 脚本です。連載期間は2018年9月号 - 2019年2月号。
あらすじ・ネタバレ
戦国の世では、一騎当千の力を持つ女性武将たちが覇を争っていた。豊後の大名・大友ソウリンは、織田ノブナガの酒宴で酔った勢いから決闘の約束をしてしまう。決闘の日、ソウリンは気が進まないままノブナガと戦うが、ノブナガの必殺技から彼女をかばったのは、お目付け役であるカラクリ人形の立花ドウセツだった。大きく傷ついたドウセツを連れて豊後へ戻ったソウリンは、旧知の宣教師フランシスと再会する。さらにフランシスは、ドウセツと瓜二つの姿をした女性レベッカを連れていた。人形であるドウセツと、生身の人間であるレベッカの関係をめぐって、豊後ではカラクリの技術と戦国乙女たちの思惑が交錯する。ソウリンは仲間を守るため、ノブナガとの決闘や新たな騒動に向き合い、戦乱の中で自分が信じる相手を選ぶことになる。
豆知識・雑学・よくある質問
平和のパチンコ・パチスロ作品を原作に、白組が脚本構成、八幡が作画、七桃りおがネーム構成を担当した戦国乙女10周年記念コミック。史実の武将名や戦国時代の勢力を使いながら、武将を女性キャラクターとして描くフィクションである。タイトルの「カラクリ騒動」は、ソウリンの家臣である立花ドウセツがカラクリ人形であることと、彼女に似たレベッカの登場を中心にした事件を指す。よくある質問として、史実に忠実な歴史漫画なのかという点では、実在の人物名や地名を借りたパチンコ原作のファンタジー作品であり、史実とは別の世界観である。
読者の感想・考察まとめ
ソウリンとドウセツの関係は、主君と家臣というだけでなく、人間と人形、命令する側と守る側という複数の対比を含んでいる。ドウセツが身を挺してソウリンを守る場面は、彼女がカラクリであることを強調するのではなく、誰かを大切にする意思が機械と人間を分けるものではないと示す。レベッカの登場によって、外見が同じなら同じ存在なのか、記憶や経験が人を形作るのかという問いも生まれる。戦国武将同士の決闘を華やかなアクションとして描きながら、主従や友情の価値をカラクリ人形の設定に結びつけた点が本作の特徴である。
読み方・略称・英題
百花繚乱 戦国乙女
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