月刊コミック電撃大王 / 通常連載

有線少女 〜plug-in girl〜

『有線少女 〜plug-in girl〜』は、月刊コミック電撃大王の過去掲載作品として記録されている漫画です。出版社はKADOKAWA。作者(作画)はkaya8。連載期間は2012年12月号 - 2014年3月号。

あらすじ・ネタバレ

遠い昔、少年は一本のケーブルで何かにつながれた少女と出会っていた。その記憶を抱えたまま成長した主人公の前に、再び有線で接続された少女が現れる。彼女は普通の人間とは異なる力を持ち、ケーブルを通じて情報やエネルギーをやり取りしながら戦う存在だった。主人公は少女の正体と、過去の出会いが何を意味していたのかを探りつつ、彼女を狙う敵や組織との戦いへ巻き込まれていく。ケーブルは単なる武器ではなく、二人の意識や記憶を結ぶ接続でもあり、つながることで力を得る一方、相手の痛みや危険も共有することになる。遠い過去の約束、少女を生み出した技術、彼女が自分の意思で生きられるのかという問題が、バトルアクションの中で明らかになっていく。

豆知識・雑学・よくある質問

作者はkaya8。KADOKAWAの電撃コミックスから全3巻が刊行されたバトルアクション。第1巻の公式紹介は「このケーブルの先にキミがいる」という言葉を掲げ、過去にケーブルでつながれた少女との出会いを物語の核にしている。タイトルのplug-in girlは、機械へ接続するplug-inと少女を組み合わせた呼称で、肉体と機械、記憶と通信の境界を表す。ケーブルは遠隔操作の道具ではなく、戦闘のために相手と直接つながる装置として描かれるため、距離を取って安全に戦うことができない。イラストレーターとしても活動するkaya8が手がけた作品で、少女のデザイン性と電気的なギミックを前面に出している。単行本は1巻から3巻までのシリーズとして確認できる。

読者の感想・考察まとめ

「つながる」ことは、この作品では親密さと危険を同時に意味する。ケーブルで接続すれば相手の力を借りられるが、切断されれば機能を失い、逆に相手へ侵入される可能性もある。人間関係でも、記憶や感情を共有するほど理解は深まる一方、自分と他者の境界が曖昧になる。少女を兵器や端末として扱えば、接続を命令に変えてしまうが、彼女が自分の意思を持つなら、つなぐか切るかを決める権利も彼女にあるはずだ。主人公が過去の思い出を手がかりに少女を助ける展開は、記憶が本人を証明するのか、今の選択が本人を作るのかという問いにつながる。派手なバトルの中心に、相手を操作するのではなく、互いの負荷を引き受けて支えられるかという関係性のテーマがある。

読み方・略称・英題

ゆうせんしょうじょ plug-in girl

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