月刊コミック電撃大王 / 通常連載

ログ・ホライズン外伝 HoneyMoonLogs

『ログ・ホライズン外伝 HoneyMoonLogs』は、月刊コミック電撃大王の過去掲載作品として記録されている漫画です。出版社はKADOKAWA。作者(作画)は松モトヤ。原作者などは橙乃ままれです。連載期間は2012年3月号 - 2014年8月号。

あらすじ・ネタバレ

オンラインゲーム「エルダー・テイル」の大規模アップデートの日、プレイヤーたちは突然ゲームに似た異世界へ閉じ込められた。そこでは、プレイヤーである冒険者が死んでも復活できる一方、現地の住人である大地人は一度死ねば戻らない。シロエたちがアキバで秩序を作ろうとする一方、別の冒険者たちは日々の生活と仲間の安全を確保する必要があった。本外伝では、三日月同盟を中心に、戦闘が得意ではない冒険者たちが異世界で自分たちの居場所を作っていく。料理や商売、ギルド運営、装備の調達など、ゲームでは脇役だった生活の問題が、現実の生存に直結する。初心者の冒険者や、現地で保護された少女たちは、クエストをこなすだけではなく、誰を信じ、どんな街を作るかを考え始める。大規模な英雄譚の裏側で、月明かりのように小さなギルドが仲間を支え、異世界の暮らしを少しずつ変えていく物語である。

豆知識・雑学・よくある質問

橙乃ままれ原作の『ログ・ホライズン』から派生したコミックで、ハラカズヒロがキャラクター原案、松モトヤが作画を担当したシリーズ。HoneyMoonLogsは、シロエの大規模な作戦だけでなく、三日月同盟を中心に生活・商売・仲間づくりを描く外伝である。よくある質問として、本編を読んでいないと理解できないのかという点では、〈大災害〉によってプレイヤーが異世界に閉じ込められたという基本設定を知っていれば、独立したギルドの日常と成長の物語として読める。ゲーム内の料理が現実の味を持つようになるなど、異世界化によって生活スキルの価値が変わる。冒険者は復活できても、大地人は復活できないため、両者の命に対する感覚には大きな差がある。

読者の感想・考察まとめ

『ログ・ホライズン』の面白さは、異世界に移った後も、モンスターを倒すだけでは社会が成立しない点にある。HoneyMoonLogsでは、戦闘力の低い冒険者や初心者も、料理、商売、情報交換、子どもの保護といった仕事を通じて世界を支える。ゲームでは背景に隠れていた作業が、現実になった瞬間に生活を守る技術へ変わる。三日月同盟は巨大な権力を持つギルドではないからこそ、仲間同士で相談し、失敗を分担し、少しずつ信用を作る必要がある。タイトルのHoneyMoonは、未知の世界で始まる新生活の甘さだけでなく、いつ危険が訪れるか分からない不安も含む。英雄の物語を補完する、共同体の形成と日常の価値を描いた外伝である。

読み方・略称・英題

ログ・ホライズン外伝 HoneyMoonLogs

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