モーニング / 過去の連載作品(移籍)

テロール教授の怪しい授業

『テロール教授の怪しい授業』は、モーニングの過去掲載作品として記録されている漫画です。出版社は講談社。作者(作画)は石田点 / カルロ・ゼン。連載期間は2018年46号 - 2020年15号→『Dモーニング』に移籍。

あらすじ・ネタバレ

大学進学を果たした学生が、入学早々に怪しげなサークルへ勧誘される。しかし、その場を通りかかったティム・ローレンツ教授に助けられたことから、社会学の授業に関わるようになる。教授の講義は一見すると親切で知的だが、人の心を動かす方法、集団を操る言葉、テロや過激思想が生まれる背景など、通常の大学生活では触れにくい危険なテーマへ踏み込んでいく。学生たちは知識を得るほど、教授の授業そのものが実験なのではないかという疑念を抱く。

豆知識・雑学・よくある質問

タイトルの「テロール」はテロリズムを連想させる造語的な呼び名で、社会学の講義と危険な思想の境界を示す。大学のサークルや講義という日常的な場に、勧誘、洗脳、集団心理の問題を持ち込む構成が特徴。よくある質問は「教授は本当に悪人なのか」だが、善悪を早く決めず、知識を教える人物と学生を誘導する人物の両面を見せることがサスペンスになる。

読者の感想・考察まとめ

人は自分で考えているつもりでも、所属する集団や使われる言葉によって判断を変えることがある。教授の怪しい授業は、テロリストの特殊な心理だけでなく、誰もが広告、噂、同調圧力の影響を受けるという身近な問題につながる。学問は危険な思想を理解して対抗する手段にもなるが、知識を相手を操る技術として使うこともできる。教育と洗脳の境界を描く点が本作の怖さである。

読み方・略称・英題

テロール教授の怪しい授業 / テロールきょうじゅのあやしいじゅぎょう

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