週刊少年ジャンプ / 紙版

てんで性悪キューピッド

『てんで性悪キューピッド』は、週刊少年ジャンプの紙版作品として記録されている漫画です。出版社は集英社。作者(作画)は冨樫義博。連載期間は1989年32号 - 1990年13号。

あらすじ・ネタバレ

恋愛に自信がなく、気の弱さや優柔不断さを抱えた少年の周囲に、気性の激しい女性たちが次々と集まってくるラブコメディ。 主人公の鯉昇竜次は、恋人が欲しいと思いながらも自分から積極的に動けず、家族の中でも姉たちに押され気味の立場にいる。 そこへ、見た目は愛らしいのに口が悪く、喧嘩も強い少女・鯉昇スレイヤー竜美が現れ、主人公の日常は穏やかな片思いから騒々しい家庭劇へ変わっていく。 竜美は恋愛を天使のように優しく導く存在ではなく、自分の欲望や目標に正直で、相手を振り回しながらも気に入らないことには全力で抵抗する。 その性格が、気弱な竜次の受け身な態度と正反対に置かれるため、二人の会話は好意の確認よりも口げんかや誤解の連続になる。 家族には喧嘩っ早い姉、教師を務める姉、酒好きで遠慮のない身内など、竜次にとって安らげる場所を簡単には与えない人物がそろい、家に帰っても恋愛相談や男女の立場をめぐる騒動が続く。 竜美の母方の背景や、日本で暮らしながらも少しずれた価値観を持つことも、学校や街での常識を揺さぶる要素になる。 物語の笑いは、男女の力関係が一般的なラブコメの型から外れているところに生まれる。 主人公が守る側になると思った瞬間に竜美が相手を叩きのめしたり、恋の駆け引きが家族の乱入で台無しになったりするため、甘い雰囲気が長続きしない。 一方で、騒がしい言動の奥には、竜美が誰かに軽く扱われることを嫌う自尊心や、竜次が臆病さを克服したいという願いがある。 二人はすぐに理想的な恋人へ変わるのではなく、衝突を繰り返しながら相手の弱さと本音を知っていく。 恋愛を美しく整えず、嫉妬、見栄、家族の干渉、失敗した告白まで含めて笑いにすることで、少年の恋心を現実的な騒動として描いた作品である。

豆知識・雑学・よくある質問

「てんで性悪キューピッド」は冨樫義博が描いた初期のラブコメディーで、家庭に反発して家出を繰り返す少年が、ある夜に裸の悪魔と出会うことから騒動が始まる。恋愛の案内役になるはずの存在が、題名どおり一筋縄ではいかない性格で描かれ、悪魔的な設定と、家族や異性をめぐるドタバタが組み合わされている。

読者の感想・考察まとめ

作品の面白さは、恋愛を助ける天使型の存在ではなく、主人公を振り回す「性悪」なキューピッドを置いた逆転にある。家出や極端な家族関係を出発点にすることで、主人公が大人の価値観から逃げたい気持ちと、結局は他者との関係を求めている矛盾が表れる。恋の成就そのものより、騒動を通じて人間関係を組み直していく過程が読みどころになる。

読み方・略称・英題

てんでしょうわるキューピッド / てんで性悪キューピッド(てんで性悪)

SNSの反応集

各巻のダウンロード

価格zipダウンロード
1巻無料
2巻無料
3巻無料
4巻無料

各話のダウンロード

価格rawダウンロード
1話無料
2話無料
3話無料
4話無料
5話無料
6話無料
7話無料
8話無料
9話無料
10話無料
11話無料
12話無料
13話無料
14話無料
15話無料
16話無料
17話無料
18話無料
19話無料
20話無料
21話無料
22話無料
23話無料
24話無料
25話無料
26話無料
27話無料
28話無料
29話無料
30話無料
31話無料
32話無料