月刊コミック電撃大王 / 通常連載

えとたま

『えとたま』は、月刊コミック電撃大王の過去掲載作品として記録されている漫画です。出版社はKADOKAWA。作者(作画)は氷野広真。原作者などは白組&タブリエ・コミュニケーションズです。連載期間は2014年1月号 - 2016年1月号。

あらすじ・ネタバレ

動物を模した姿を持つ「えと娘」は、人々と神々をつなぐ神の使いである。十二支に選ばれたえと娘たちは、古くから日本を守ってきた。現代の東京・秋葉原では、60年に一度の干支神選抜祭「ETM12」が開かれ、十二支神を目指す候補たちが集まる。その中にいるのが、猫属代表のにゃ~たんだ。十二支に入れなかった猫でありながら、干支神になるための条件である「十二支全員に勝つこと」に挑み続けている。にゃ~たんは、極上のソルラルを持つ普通の高校生・天戸タケルの家に押しかけて居候し、彼の力を借りながら干支神たちとのバトルに挑む。ネズミ属との長い因縁や、それぞれのえと娘が抱える事情を乗り越え、にゃ~たんは仲間との関係と自分が干支神を目指す意味を見つめ直していく。

豆知識・雑学・よくある質問

原作は白組とタブリエ・コミュニケーションズ、原案・設定は吠士隆と是空とおる。干支娘は動物の姿をそのまま再現するのではなく、十二支の動物をモチーフにした少女として表現される。干支神を選ぶETM12は60年に一度の祭りで、十二支全員に勝つという条件が物語の対戦軸になる。ソルラルはえと娘や干支神の力の源で、人間の感情や活気とも結び付いている。にゃ~たんは猫なので十二支から外れているが、作品内ではその「選ばれなかった立場」自体が、ネズミとの対立や彼女の負けず嫌いを生む重要な設定になっている。

読者の感想・考察まとめ

十二支を題材にしながら、単に動物同士の勝ち負けを描くのではなく、「選ばれた側」と「選ばれなかった側」の関係をコメディーに落とし込んでいる点が特徴だ。にゃ~たんは自由奔放で失敗も多いが、最初から完成された英雄ではないからこそ、仲間の力を借りる意味が生まれる。干支神たちもそれぞれ性格や役割が異なり、勝敗だけでは測れない友情や因縁を抱えている。秋葉原という現代的な街を舞台に、神話的な十二支の仕組みと共同生活を組み合わせることで、伝統的な題材を身近な日常ドラマへ変換している。

読み方・略称・英題

えとたま

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