2010年代 前半 / 全22話

PSYCHO-PASS サイコパス

『PSYCHO-PASS サイコパス』は、2010年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はProduction I.G。主放送局・系列はCX。放送期間は2012年10月11日 - 2013年3月21日。話数は全22話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

人の心理状態や犯罪を犯す危険性が数値化される未来の日本。公安局の刑事課に配属された新人監視官・常守朱は、犯罪係数が高い潜在犯を執行する執行官たちとともに事件を追う。犯罪者を裁く役割は、対象を一瞬で判定する銃ドミネーターと、社会全体を管理するシビュラシステムに委ねられていた。しかし、犯罪を実行していない人まで数値だけで拘束される現実に、朱は疑問を持ち始める。槙島聖護の一連の事件は、シビュラの判定をすり抜ける人間の存在を突き付け、狡噛慎也ら刑事たちの過去も揺さぶる。朱は制度を盲信するのでも破壊するのでもなく、矛盾を見据えながら自分の正義を選ぶ。

豆知識・雑学・よくある質問

サイコパスは心理状態を示す指標で、犯罪係数はその人が犯罪を犯す危険性を数値化したものとして扱われる。ドミネーターは対象の数値に応じて麻酔、拘束、殺傷などモードを変えるが、銃を持つ執行官が自由に判断できるわけではない。よくある質問としてシビュラは本当に公平なのかがあるが、システムは社会の秩序を保つ一方、測定できない悪意や制度に都合の悪い人間を排除する危険も持つ。監視官と執行官の役割を分けているのは、法を運用する側もまた人間であり、暴力に慣れすぎないための仕組みだ。近未来の刑事アニメでありながら、自由意志、予防拘禁、管理社会の倫理を扱っている。

視聴者の感想・考察まとめ

槙島聖護は残虐な犯罪者だが、シビュラに認識されないため、制度の外側から社会の弱点を露出させる存在でもある。だから朱が直面するのは、槙島を倒せば正義が回復するという単純な問題ではない。シビュラが多くの人を安心させている現実を認めたうえで、その犠牲になる人を見捨てない道を探す必要がある。狡噛は正義を追うあまり法の外へ近づき、朱は彼の経験を受け継ぎながら、執行官を道具にしない立場を模索する。感想としては、数値で人を判断できる便利さが、考える責任を奪う怖さを描いた作品で、犯罪者だけでなく視聴者自身の「安心したい」という欲望も問い返してくる。

読み方・略称・英題

サイコパス

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