2010年代 後半 / 全12話

Fairy gone フェアリーゴーン(第1クール)

『Fairy gone フェアリーゴーン(第1クール)』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はP.A.WORKS。主放送局・系列はTOKYO MXほか。放送期間は2019年4月8日 - 6月24日。話数は全12話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

かつて妖精を兵器として利用した戦争が終わった世界で、妖精を体に宿して戦う妖精兵たちは居場所を失っていた。マーリヤ・ノエルは、故郷を襲った悲劇の記憶と、幼い頃に離ればなれになったヴェロニカを追いながら、違法な妖精兵を取り締まる組織に身を置く。任務の先で彼女は、戦争の遺産を利用して権力を得ようとする勢力や、過去の因縁を抱えた戦士たちと対峙する。妖精を呼び出す力は戦闘を有利にするが、使い手の心身を消耗させ、兵器を生み出した社会の罪も浮かび上がらせる。マーリヤたちの追跡は、個人的な再会への願いから、国家や企業を巻き込む陰謀へ発展していく。

豆知識・雑学・よくある質問

作中の妖精は自然の精霊というより、兵士の体内に宿って武器や獣のような姿で現れる存在として描かれる。戦争で使われた技術が平和になっても消えず、妖精兵の力や部品が密売される設定は、軍需産業と戦後処理の問題をファンタジーに置き換えたものだ。登場人物の多くはかつての戦争に関わっており、同じ出来事を英雄譚として語る者と、故郷を失った悲劇として記憶する者がいる。美しい森や妖精の意匠と、銃器や組織間抗争の硬質な雰囲気を重ねることで、幻想的な世界に政治的な緊張を持ち込んでいる。

視聴者の感想・考察まとめ

マーリヤの旅は、ヴェロニカを見つければ過去が解決するという単純な話ではない。再会した相手が自分の望む姿でいるとは限らず、同じ傷を経験しても選んだ道は分かれてしまう。妖精兵たちは強い力を持ちながら、戦争が終わった後も社会から完全には受け入れられず、戦う以外の生き方を探す必要がある。誰が正義で誰が悪かを急いで決めず、勝者の歴史からこぼれ落ちた人々の視点で見ると、復讐と和解の可能性を描く群像劇として味わえる。

読み方・略称・英題

フェアリーゴーン だい1クール / Fairy gone

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