2010年代 後半 / 全12話

魔法少女なんてもういいですから。

『魔法少女なんてもういいですから。』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はPINE JAM。主放送局・系列はTOKYO MX。放送期間は2016年1月12日 - 3月29日。話数は全12話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

普通の女子高生・葉波ゆずかは、ゴミ捨て場で不思議な生き物ミトンと出会い、魔法少女にならないかと誘われる。ゆずかは大きな使命を背負うことを嫌がるが、変身してみると衣装は水着のような姿で、魔法の力も思っていたほど派手ではなかった。友人のだいや、魔法少女の先輩や仲間たちと過ごすうち、ゆずかは自分が選ばれた理由や、魔法少女が戦う相手の正体を知っていく。日常の学校生活と、魔法少女としての小さな任務が並行し、本人のやる気のなさや照れがコミカルに描かれる。世界を救う大げさな使命より、変身してしまった少女が自分の生活と力の距離を考える短編物語である。

豆知識・雑学・よくある質問

本作は魔法少女の定番をあえてずらし、変身衣装、マスコット、敵との戦いをゆるい日常コメディとして描く。ゆずかの衣装は本人が望む可愛らしさとは違い、変身するたびに恥ずかしさが先に立つ。よくある質問の、ゆずかは強い魔法少女なのかについては、本人が戦闘や使命に積極的ではなく、力の使い方も独特である。ミトンは魔法少女を勧誘する役割を持つが、説明不足な部分も多く、ゆずかは自分で状況を判断しなければならない。短い話のテンポで、友人との会話、変身への戸惑い、魔法少女同士の関係を楽しめる。従来のヒロイン像を、やる気のない普通の少女の目線から見直した作品だ。

視聴者の感想・考察まとめ

魔法少女は選ばれた者が喜んで使命を背負うというイメージがあるが、ゆずかはできれば普通の生活を続けたいと考える。その態度は怠けではなく、世界を救う役割を一方的に押しつけられることへの戸惑いでもある。変身衣装への恥ずかしさや力への不満を言葉にすることで、ヒーローになることの華やかさの裏にある本人の意思が見えてくる。仲間と出会い、力を使う理由を自分で考えるようになる過程で、ゆずかは使命を受け入れるのではなく、自分の生活と両立できる形を探す。大きな敵を倒すより、誰かと話し、少しだけ勇気を出すことを魔法として描く、肩の力が抜けた魔法少女コメディである。

読み方・略称・英題

まほうしょうじょなんてもういいですから

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