1980年代 / 全1話

荒野の呼び声 吠えろバック

『荒野の呼び声 吠えろバック』は、1980年代のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社は東映動画。主放送局・系列はCX。放送期間は1981年1月3日(特別番組)。話数は全1話です。

あらすじ・ネタバレ

裕福な家で飼われていた犬バックはさらわれて北方の厳しい土地へ売られそり犬として働かされる。鞭や暴力にさらされながらも仲間の犬たちと走り雪原の中で生き延びるうちに祖先から受け継いだ野性の感覚を取り戻していく。人間の命令に従う忠実な飼い犬としての生活と自然の中で自分の力を使う生活の間で揺れた末バックは荒野の呼び声に導かれ本来の生を選ぶ冒険物語である。

豆知識・雑学・よくある質問

物語では同じ犬ぞりでも主人が変われば扱いが大きく変わり人間の文明が動物にとって安全とは限らないことが示される。バックは最初から野獣だったのではなく暴力と環境によって警戒心を強めるが仲間を助ける人間との出会いによって信頼を取り戻すこともある。雪山や川や森は美しい景色であると同時に食料や寒さや他の動物との競争が待つ厳しい生存空間だ。遠吠えや足跡など言葉以外の表現でバックの心の変化を見せる点が見どころである。

視聴者の感想・考察まとめ

バックが野生へ戻ることは人間を嫌ってすべてを捨てる結末ではなく自分を所有物として扱わない相手との関係を見分けることだと考えられる。文明の中で与えられた快適さが本人の望みとは限らず自由には飢えや危険を引き受ける責任が伴う。一方で野生を美化しすぎればそこにも弱肉強食があるためバックの選択は楽な道ではない。飼い犬として身につけた知恵と荒野で覚えた本能を両方活かして新しい群れへ加わる姿が環境に適応する生命力を象徴している。

読み方・略称・英題

こうやのよびごえ ほえろバック

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