1970年代 / 全52話

科学忍者隊ガッチャマンII

『科学忍者隊ガッチャマンII』は、1970年代のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はタツノコプロ。主放送局・系列はCX。放送期間は1978年10月1日 - 1979年9月30日。話数は全52話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

ギャラクターとの激闘から約三年、総裁Xが宇宙へ去り、科学忍者隊はコンドルのジョーの犠牲を伴いながら地球を救っていた。しかし平和は長く続かず、総裁Xは染色体に異常のあった少年を誘拐して急成長させ、新たな首領ゲルサドラとしてギャラクターを再編する。大鷲の健、ジョー、ジュン、甚平、竜の科学忍者隊は再び招集され、ソーラーシフターやコンピューターを狂わせる装置など、環境と科学技術を利用した敵の作戦に立ち向かう。隊員たちは都市の混乱や人質事件を解決しながら、ゲルサドラが操られた存在なのか、みずからの意思で悪に進むのかを見極めようとする。前作の仲間や戦いの傷を抱えたまま、ガッチャマンは新しい敵と新しい時代の危機に挑む続編である。

豆知識・雑学・よくある質問

本作は『科学忍者隊ガッチャマン』の直接の続編で、前作から時間が経過している。よくある質問の「ガッチャマンIIで首領は誰か」については、総裁Xに選ばれたゲルサドラが新首領として登場する。ゲルサドラは単純に生まれつきの悪人というより、総裁Xの計画のために育てられた人物として描かれ、敵の支配構造に疑問を投げかける。科学忍者隊の五人は引き続きチームで行動し、鳥を思わせるコスチュームと忍者技、ゴッドフェニックスなどを用いて戦う。敵の作戦には太陽エネルギーや都市のコンピューター、環境を変える技術が登場し、科学の発展が生活を支える一方で悪用される危険も示される。前作で失われた仲間の記憶が隊員たちの判断に影を落とし、続編ならではの継続性を作っている。ギャラクターの首領が交代しても、背後の総裁Xが暗躍するため、敵を倒すことと支配の仕組みを壊すことが別問題になる。

視聴者の感想・考察まとめ

ゲルサドラの存在は、悪の首領も誰かに作られ、利用される可能性があることを示す。彼を倒せば平和になるという構図に見えて、実際には総裁Xが少年の人生を奪い、恐怖の組織へ押し込んだ責任が残る。科学忍者隊は敵を破壊するだけでなく、敵の中にいる被害者をどう扱うかという難題に直面する。前作の仲間を失った後も戦い続ける彼らの姿には、勝利の裏側にある喪失を忘れない意志がある。太陽やコンピューターを利用する作戦は、自然と技術が人間の都合で操作される危険を描き、現代的な環境問題の読み方もできる。チームヒーローの派手なアクションを楽しみながら、正義は敵の命を奪うことだけで完成するのか、加害者を生み出した構造まで見なければならないのかを考えさせる続編だと感じる。

読み方・略称・英題

かがくにんじゃたいガッチャマンII

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