2000年代 後半 / 全12話
神曲奏界ポリフォニカ crimson S
『神曲奏界ポリフォニカ crimson S』は、2000年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はディオメディア。主放送局・系列はUHF。放送期間は2009年4月4日 - 6月20日。話数は全12話です。
シリーズ作品・関連作品
あらすじ・ネタバレ
精霊と人間が共存するポリフォニカの世界で、神曲楽士のタタラ・フォロンは、契約精霊コーティカルテとともに事件を解決している。フォロンは精霊へ力を与える神曲を奏でる才能を持つが、自分の音楽が十分ではないと悩み、危険な場面でも他の楽士や仲間の助けを頼ることをためらう。精霊を道具として扱う者や、過去の契約と復讐に縛られた者が現れると、フォロンはコーティカルテの本当の気持ちと自分の責任に向き合う。学院時代の仲間やユフィンリーたちも関わり、精霊の力を利用する組織の陰謀が日常の依頼へつながっていく。音楽で戦うファンタジーの中に、契約とは命令ではなく互いの意思を尊重する関係だという主題を描く作品である。
豆知識・雑学・よくある質問
神曲は精霊の力を引き出す音楽で、神曲楽士は楽器を演奏して戦闘や治療や調査を支える。精霊は人間より長い時間を生き、属性や性格や契約の形も異なるため、楽士が上手に演奏すれば必ず従う存在ではない。コーティカルテは赤い髪を持つ強力な精霊で、フォロンには厳しい態度を取るが、彼の音を誰より理解している。作品名のcrimsonは彼女の赤いイメージや、精霊と人間の間にある情熱や過去の血なまぐさい因縁を連想させる。楽器の演奏場面を必殺技の詠唱として見せながら、音の強さより演奏者の心と精霊との信頼が力の質を決める設定が特徴だ。
視聴者の感想・考察まとめ
フォロンは神曲を奏でる力を持ちながら、自分の未熟さを理由にコーティカルテを危険へ巻き込みたくないと考える。しかし精霊を守ろうとして音楽を抑えることは、彼女が自分で戦う権利や選択を奪うことにもなる。コーティカルテの強い言葉の裏には、対等な契約者として扱ってほしいという願いがあり、二人の関係は主従から相棒へ変化していく。精霊を兵器として集める組織が登場すると、力を持つ者を管理する制度の便利さと危うさが浮かび上がる。美しい演奏と派手な精霊戦を楽しむだけでなく、誰かのために力を使う時、その相手の意思を聞いているかという問いを追うと、物語の切なさが増して感じられる。
読み方・略称・英題
神曲奏界ポリフォニカ crimson S / ポリフォニカ
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