2010年代 後半 / 全12話

戦刻ナイトブラッド

『戦刻ナイトブラッド』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社は颱風グラフィックス。主放送局・系列はTOKYO MXほか。放送期間は2017年10月3日 - 12月26日。話数は全12話です。

あらすじ・ネタバレ

スマートフォンから放たれた謎の光に包まれた結月は、戦国時代に似た異世界の神牙へ飛ばされる。そこでは吸血鬼や人狼などの月牙族の武将たちが、消えた姫神子の加護を失い天下統一を目指して争っていた。豊臣秀吉に救われた結月は、彼女の特別な血が月牙族の力を覚醒させると知り、織田、上杉、武田、真田、伊達など各軍から追われることになる。白いたぬきのイマリや武将たちと行動しながら、結月は姫神子失踪の謎と人々を襲う厄魔の正体に迫り、敵味方を越えて神牙の未来を守る道を探す。

豆知識・雑学・よくある質問

本作は武将を吸血鬼や人狼などの異形の存在として再解釈した、女性向けゲーム原作の戦国ファンタジーである。神牙では姫神子の加護が月牙族の力と平和を支えていたが、彼女が消えたことで武将たちの勢力争いが激しくなっている。結月の血には月牙族を覚醒させる力があり、彼女は単なる守られるヒロインではなく、各軍の力関係を変える鍵になる。武将ごとに軍の目的や部下との結びつき、変身後の能力が異なるため、史実の戦国武将を知っていると比較も楽しめるが、作品独自の設定だけでも追える。厄魔という怪物の脅威が、武将同士の争いに共通の敵を与えている。

視聴者の感想・考察まとめ

結月をめぐる争いは、彼女を一人の人間として見るのか、力を生む道具として扱うのかという違いを浮かび上がらせる。各軍の武将は天下統一を掲げながらも、守りたい仲間、失った姫神子、種族の未来など動機が異なり、単純な善悪では整理できない。結月の血が他者を強くする設定は、誰かの才能や犠牲を利用して成り立つ権力の危うさを象徴している。異なる種族が共存していた過去を取り戻すには、敵を倒すだけでなく、争いの原因となった不信と喪失を理解する必要がある。恋愛要素を含む群像劇として、結月が誰かに選ばれるだけでなく、自分の意思で守る相手と未来を選ぶ点が重要である。

読み方・略称・英題

せんごくナイトブラッド / 戦ブラ

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