2020年代 前半 / 全12話

八男って、それはないでしょう!

『八男って、それはないでしょう!』は、2020年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はシンエイ動画。主放送局・系列はAT-X、TOKYO MX、BS11、J:COM。放送期間は2020年4月2日 - 6月18日。話数は全12話です。

あらすじ・ネタバレ

商社勤めの一宮信吾は、異世界の貧しい貴族家に生まれた少年ヴェンデリンとして転生します。八男だったヴェンデリンには家督も財産も期待されていないはずでしたが、強大な魔法の才能を持っていることが判明し、家族や周囲の貴族の思惑に巻き込まれます。冒険者として仲間を集め、魔物退治や領地の問題に関わる一方、兄弟の嫉妬や家の貧しさにも直面します。本人は平穏に暮らしたいと思っているのに、才能と身分がそれを許さず、魔法の力を使って人々を守る責任を背負うことになります。

豆知識・雑学・よくある質問

題名の「八男って、それはないでしょう!」は、家督相続や財産の分配が長男中心になりやすい貴族社会で、八男が不利な立場に置かれることを表しています。転生先の家族は、同じ家に生まれていても将来の権利や生活の余裕が大きく異なり、血縁だけでは安心できません。魔法の才能は幸運のように見えますが、領主や軍、貴族から利用される理由にもなります。異世界の冒険者制度、魔物、貴族の領地経営を組み合わせ、主人公が戦闘だけでなく生活基盤を整える必要がある構成です。仲間の女性たちとの関係も、冒険を支える人間関係と、貴族社会の結婚制度の両面を持っています。

視聴者の感想・考察まとめ

ヴェンデリンは、前世の会社員としての感覚を持っているため、家族の争いを避け、安定した生活を求めます。しかし魔法の力を持つ者が何もしなければ、弱い立場の人々が犠牲になる場合もあり、自由と責任が衝突します。兄たちも単純な悪人ではなく、貧しい家を存続させたい不安や、自分の居場所を失う恐れを抱えています。主人公が成功するほど、家族や周囲との格差が広がり、力のある者だけが豊かになる問題も見えてきます。転生によって人生をやり直す物語でありながら、望まない才能や役割を与えられた時、それをどう社会へ返すかを考える異世界ファンタジーです。

読み方・略称・英題

八男って、それはないでしょう!、八男(はちなん)

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