2010年代 後半 / 全24話

七つの大罪 神々の逆鱗

『七つの大罪 神々の逆鱗』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はスタジオディーン。主放送局・系列はTX。放送期間は2019年10月9日 - 2020年3月25日。話数は全24話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

魔神族との聖戦が再び動き出し七つの大罪と王国の仲間たちはブリタニアを覆う脅威に立ち向かう。メリオダスは魔神王に近い力と過去を持つため仲間を守るほど呪いや因果に近付いてしまいエリザベスも自分の前世と三千年に及ぶ約束を知ることになる。バンは煉獄へ赴きメリオダスを救おうとしキングとディアンヌは妖精族と巨人族の王として自分たちの責任に向き合う。マーリンやゴウセルにも隠された過去があり聖戦は種族間の戦争であると同時に各人が背負う罪の物語でもある。敵味方の立場が何度も揺らぎ魔神族側にも愛情や忠誠が存在するため単純な討伐戦では終わらない。大規模な戦闘と過去編を通じて決戦への準備が進む。

豆知識・雑学・よくある質問

本作で重要な「戒禁」や魔力は強さを示す数値だけでなく心の状態や契約と結び付いている。メリオダスの闇の力は仲間を圧倒する反面エリザベスとの関係に課された呪いを刺激し勝てば解決するとは限らない。ゴウセルの記憶や感情に関する能力は戦場の認識そのものを変えるため出来事の真相が視点によって異なって見える。よくある疑問であるエリザベスとメリオダスの因縁は現在の出会いだけでなく過去の聖戦から連続しており二人の死と転生が物語の時間を長くしている。種族ごとの能力差や神器にも設定があるが仲間との連携で弱点を補う場面が多い。タイトルの神々の逆鱗は聖戦の背後にある上位存在の意志と登場人物の怒りを重ねた表現として読むことができる。

視聴者の感想・考察まとめ

本作は正義の騎士団対悪の魔神族という構図を崩し憎しみが次の憎しみを生む循環を見せる。メリオダスは圧倒的な力を持ちながら自分の過去をすべて自由に選べるわけではなく呪いから仲間を守ることが新たな犠牲につながる危うさを抱える。エリザベスは守られるだけの王女から世界の歴史と自分の運命を引き受ける人物へ変化し各メンバーの過去も現在の選択を照らす。感想としては戦闘のインフレや複雑な設定に圧倒される場面があるが複数の種族と世代を巻き込む神話的な物語として見ると壮大さが分かりやすい。過去の因縁を知るほど仲間同士の会話に重みが増し敵側の行動にも別の解釈が生まれる。長編の中盤から終盤へ向けて世界の秘密を開く章として機能する作品である。

読み方・略称・英題

七つの大罪 神々の逆鱗 / 七つの大罪4 / ななつのたいざい かみがみのげきりん

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