2010年代 後半 / 全12話

ビジネスフィッシュ

『ビジネスフィッシュ』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はアイアンドエー。主放送局・系列はTOKYO MX。放送期間は2019年7月8日 - 9月22日。話数は全12話です。

あらすじ・ネタバレ

魚の頭を持つサラリーマンの魚脇タイは、都会の会社で働きながら、上司、同僚、取引先、家族との関係に悩んでいる。魚の姿をしていることは職場で特別扱いされず、満員電車、会議、接待、残業、飲み会など、人間の会社員と同じような毎日を送る。タイは出世したい気持ちと定時で帰りたい気持ちの間で揺れ、同僚のタコ山やエビ川らと愚痴を言い合いながら、仕事の小さなトラブルを乗り切っていく。魚と人間の身体的な違いを笑いにしつつ、働く大人の本音を描く短編コメディーだ。

豆知識・雑学・よくある質問

魚の頭を持つキャラクターは、魚種や身体の特徴が性格や職業上の小ネタに結び付く。魚脇という名前や、タコ、エビなどの同僚が、海の生物と会社員の言葉遊びを作る。オフィス、会議室、居酒屋、電車などの現実的な場所に、魚の姿をした社員が自然に存在することで、異形が日常になっている。魚が水を必要とする、匂いを気にする、食文化で扱われるなどの要素が、サラリーマンの悩みと重なる形で描かれる。短編のため、メール、プレゼン、名刺、上司の指示、社内評価といったビジネス用語を、魚の生態やダジャレへ置き換えて笑いを生む。

視聴者の感想・考察まとめ

魚脇は会社員として評価されたいが、努力しても人事や上司の都合で結果が変わる現実に直面する。魚の姿は個性やマイノリティーの比喩にも見えるが、作品はそれを深刻に差別化せず、同じように疲れ、見栄を張り、愚痴を言う存在として描く。異形が当たり前の世界だからこそ、問題は外見の違いより、会社という制度が人を数字や役割で見ることにある。魚脇が仲間と笑い合う時間は、仕事の成功とは別の生活の価値を守る。出世や効率を追いかけるだけでなく、定時で帰る、誰かの話を聞く、明日も働けるよう休むという選択も、人生を自分で取り戻すための立派な成果になっている。

読み方・略称・英題

ビジネスフィッシュ / ビジネス・フィッシュ

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