2010年代 後半 / 全13話

ノラガミ ARAGOTO

『ノラガミ ARAGOTO』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はボンズ。主放送局・系列はTOKYO MXほか。放送期間は2015年10月3日 - 12月30日。話数は全13話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

五円の賽銭で人助けをする貧乏な神様の夜トは、神器となった少年の雪音と、事故をきっかけに魂が抜けやすい半妖となった壱岐ひよりとともに妖を退けている。ある日、夜トの前に因縁深い最強の武神毘沙門が立ちはだかり、彼女が抱える神器たちと過去の惨劇が明らかになる。雪音も神器としての力を得る一方、罪悪感や嫉妬に揺れ、夜トとの関係を壊しかねない秘密へ近づいていく。黄泉や禍津神、夜トの過去を知る存在が現れる中、三人は互いを守るために過去の罪と現在の選択に向き合い、神と人、神器の絆を試される。

豆知識・雑学・よくある質問

神器は神の武器であると同時に、亡くなった人間の魂が形を変えた存在で、主である神の扱いによって状態が変化する。雪音の反抗や苦悩は未熟さだけでなく、生前の記憶を失ったまま死者として生きる不安から生じている。毘沙門は多くの神器を家族のように抱え、かつて失った仲間を救えなかった記憶に縛られているため、夜トとの対立にも正当な理由がある。夜トは社を持たない無名の神だが、過去には災いをもたらす存在として恐れられていた。ひよりだけが人間と異界の両方を行き来できるため、視聴者に近い感覚で神々の仕組みを見せる役割を担っている。

視聴者の感想・考察まとめ

本作では「悪い過去を持つ者は変われるのか」という問いが、夜トと毘沙門、雪音それぞれの関係に繰り返し現れる。過去を消すことはできなくても、今の相手をどう扱うかは選び直せるため、贖罪は罰を受けるだけでなく他者との関係を作り直す行為になる。神器は主に従う道具として扱われるが、人格を持つ以上、命令と信頼の間には緊張がある。夜トが社や信仰を求めるのも、神としての力だけでなく自分が存在してよい場所を欲しているからだ。ひよりの身体が現世と幽世の境界に置かれることで、別れや死を遠ざけることの危うさも描かれる。妖との戦闘は派手でも、中心にあるのは傷ついた者が再び誰かを信じられるかという物語である。

読み方・略称・英題

ノラガミ アラゴト / Noragami Aragoto

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