2010年代 後半 / 全12話
ディアホライゾン(被)
『ディアホライゾン(被)』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はファンワークス。主放送局・系列はTOKYO MX。放送期間は2017年10月3日 - 12月19日。話数は全12話です。
あらすじ・ネタバレ
終わりの海が発見されたことで冒険の目的そのものが失われた世界。かつて勇者や冒険者が目指した先に何もないと知り人々が退屈と混乱を持て余す中で奇妙な姿をした者たちが旅を続けている。彼らはゲームのような世界で宝や敵を求めるが道具や目的の意味がずれており行動のたびに予想外の騒動を起こす。壮大なファンタジーの設定を背景にしながら登場人物は被り物のような姿で現れ深刻な場面もすぐにギャグへ転じる。世界の終着点を知った後でも冒険を続ける理由を自分たちで作ろうとする不条理コメディである。
豆知識・雑学・よくある質問
本作はスクウェア・エニックスのスマートフォン向けゲームを中心としたメディアミックス企画の短編アニメである。タイトルの被はキャラクターが被り物を身につけたようなデザインであることと作品全体の自虐的な雰囲気に関わる。世界観には勇者や魔王や冒険者といったRPGの定番要素が登場するがそれらを正面から描かず目的を失った後の世界としてずらしている。公式ゲーム資料ではゲームやノベルやコミックやアニメを含む総合プロジェクトとして紹介されている。よくある質問として本格的なファンタジーかがあるが設定を使ったギャグとキャラクター同士の掛け合いを楽しむ作品であり細かな冒険の整合性より不条理さが魅力である。
視聴者の感想・考察まとめ
終わりの海は冒険の終点ではなく物語の目的を外から与えられなくなった状態の比喩として読める。普通のRPGなら魔王を倒すことや宝を得ることが行動の理由になるがその先が明らかになった世界では登場人物自身が遊びや仲間との時間を目的にしなければならない。着ぐるみのような見た目と荒唐無稽な展開は壮大な設定を軽く扱うためだけでなく物語の型を知っている視聴者の期待を裏切る仕掛けになっている。深刻さを笑いに変えることで世界の終わりを悲劇として固定せず何もない場所でも楽しみ方を見つけられるという前向きな感想につながる。ゲームを宣伝する作品でありながらゲームの目的に縛られない遊び方を示している点が面白い。
読み方・略称・英題
ディアホライゾン(被)(ディアホライゾン)
SNSの反応集
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