1990年代 / 全34話

シルベスター&トゥイーティー ミステリー

『シルベスター&トゥイーティー ミステリー』は、1990年代のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社は東京ムービー新社(日米合作)。主放送局・系列はCN。放送期間は1998年12月18日 - 1999年6月24日。話数は全34話です。

あらすじ・ネタバレ

猫のシルベスターとカナリアのトゥイーティーが祖母グラニーに連れられて世界各地の不思議な事件を調べる探偵コメディ。シルベスターはトゥイーティーを食べたいという本能を隠せず追いかけ回すが事件の捜査中はしぶしぶ協力しトゥイーティーの観察やグラニーの経験が謎解きに役立つ。屋敷の怪現象や盗難や失踪や伝説にまつわる事件が起こり容疑者の中には人間だけでなく動物や怪しい発明品も含まれる。二人は現場の手掛かりを集めながら何度も追跡劇へ入りシルベスターの欲望が捜査を邪魔する一方その執念が隠された場所を見つけることもある。トゥイーティーは小さな体と可愛い外見で油断させつつ機転と大胆さで危険を切り抜けグラニーは二人の関係を知りながら探偵としての役割を与える。クラシックな追いかけっこと一話完結のミステリーを組み合わせたルーニー・テューンズ系のアニメシリーズである。

豆知識・雑学・よくある質問

本作ではシルベスターがトゥイーティーを食べたいという永遠の欲望と事件を解くための協力関係が同時に存在する。よくある質問であるシルベスターとトゥイーティーは本当に仲間なのかという点は完全に信頼し合う関係ではないが共通の目的がある時に協力し終わればまた追いかけるという定番の距離感として見るとよい。ミステリーの手掛かりは視聴者にも見える形で置かれ追跡のギャグと推理の進展が並行するため子どもでも筋を追いやすい。トゥイーティーの弱さに見える小さな体は隠れたり狭い場所へ入ったりする能力となりシルベスターの体格は失敗と騒動を生む。グラニーは二人の力を組み合わせ事件へ導く探偵役であり単なる保護者ではない。怪談や伝説を題材にしても最後には身近な原因や犯人へ戻ることが多く怖さを笑いへ変える。海外アニメらしい表情の誇張と追いかけっこのリズムが作品の特徴だ。

視聴者の感想・考察まとめ

シルベスターとトゥイーティーの関係は敵と味方を固定せず本能と理性や欲望と協力が同じ場面に存在する不安定さを笑いにしている。事件が起こると二人は一時的にチームになるがシルベスターは問題解決後の報酬よりトゥイーティーを追うことへ戻るため友情を美談にしない。そこにグラニーが介入し共通のルールを与えることで破壊的な追跡が探偵活動へ変わる。感想としては本格的なミステリーの意外な動機を期待するより手掛かりと動きと表情のテンポを楽しむ作品であり一話完結の気軽さがある。怪事件の舞台が毎回変わるため旅行アニメのような雰囲気も味わえキャラクターの定番行動が場所を越えて続く。古典的な追いかけっこを謎解きの構造へ組み込んだ作品である。

読み方・略称・英題

シルベスター&トゥイーティー ミステリー

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