2010年代 後半 / 全12話
アリスと蔵六
『アリスと蔵六』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はJ.C.STAFF。主放送局・系列はTOKYO MX、BS11ほか。放送期間は2017年4月2日 - 6月25日。話数は全12話です。
あらすじ・ネタバレ
少女紗名は、研究施設で生み出された超能力者「アリスの夢」の一人で、想像したものを現実へ出現させる力を持っています。施設を逃げ出した紗名は、頑固な花屋の老人・樫村蔵六と出会い、彼を祖父のように慕うようになります。紗名の力を狙う研究者や、同じ能力を持つ少女たちが現れ、平穏な町の生活は異能をめぐる争いへ変わります。蔵六は紗名の力に驚きながらも、危険な実験体としてではなく一人の子どもとして接し、紗名は家族との暮らしや友達との関わりを通して、力の使い方と感情の表し方を学びます。
豆知識・雑学・よくある質問
「アリスの夢」は、思考や想像を現実へ投影する能力の総称で、能力者ごとに異なる世界や道具を生み出します。紗名の力は巨大で便利に見えますが、想像したものが周囲の現実を壊したり、本人の感情に反応して暴走したりします。研究施設は能力を科学的に管理しようとしますが、能力者の心や人生まで実験データとして扱うため、家庭や自由とは対照的な場所です。蔵六の花屋は、土、植物、季節、地域の客という現実的な生活を象徴し、異世界のような力を持つ紗名を日常へ戻す舞台になります。超能力の派手さと、花を育てる時間の静けさを対比させている点が特徴です。
視聴者の感想・考察まとめ
紗名は自分の力を恐れられたり利用されたりしてきたため、他人へ命令したり、気に入らないものを消したりすることで安心しようとします。しかし蔵六は、彼女を甘やかすのではなく、悪いことをした時には叱り、普通の生活の責任を教えます。蔵六の厳しさは能力を否定するためではなく、力を持つ子どもが他者と共に生きるための境界線を作るためです。紗名が家族を選ぶことは、研究施設で与えられた役割から逃れ、自分の記憶と未来を作り直す行為でもあります。超能力者を兵器や商品として見る社会に対して、どれほど特別な力を持っていても、まず安心して叱られ、愛される生活が必要だと描く家族ドラマです。
読み方・略称・英題
アリスと蔵六、アリスとぞうろく
SNSの反応集
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