2020年代 前半 / 全12話

アクダマドライブ

『アクダマドライブ』は、2020年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はstudioぴえろ。主放送局・系列はAT-X、BS日テレ、TOKYO MXほか。放送期間は2020年10月8日 - 12月24日。話数は全12話です。

あらすじ・ネタバレ

高度に発達した社会で犯罪者がアクダマと呼ばれるカンサイを舞台に、平凡な一般人の女がひょんなことから詐欺師を名乗る羽目になる。彼女は喧嘩屋や運び屋やハッカーや医者や処刑課師匠といった危険な犯罪者たちと共に、莫大な報酬が約束された謎の依頼を受ける。依頼の目的は警察署に収監された死刑囚殺人鬼の解放であり、列車を襲う作戦は新幹線や処刑課を巻き込む大事件へ発展する。カンサイの華やかな都市景観の裏に隠された歴史と、アクダマたちを利用する権力の正体が明らかになる中、少女は自分の名前と生き方を選ぶことになる。

豆知識・雑学・よくある質問

小高和剛と小松崎類がストーリー原案とキャラクター原案を担当したオリジナルアニメで、ゲーム的な職業名を持つ犯罪者たちを主人公側に置いている。各キャラクターは本名ではなく詐欺師や喧嘩屋や運び屋のような通称で呼ばれ、過去よりも現在の行動で役割を示す。カンサイとカントウの対立や、都市のネオンや監視システムや処刑課の制服は、近未来サイバーパンクの世界観を形成している。依頼を提示する黒猫や謎の子供の存在が、アクダマたちの自由な犯罪行為をより大きな計画へつなぐ。派手なアクションと短い話数で進む逃走劇の中に、社会が誰を悪人と呼ぶのかという問いを置いた作品である。

視聴者の感想・考察まとめ

アクダマたちは互いに信頼しているわけではなく、報酬や刺激や自分の流儀のために同じ車両へ乗り込む。しかしそれぞれが譲れない生き方を持つため、組織の命令に従う処刑課との対比が鮮明になる。一般人だった女が詐欺師として振る舞う展開は、犯罪者の仲間入りというより、名前を奪われた人間が自分で役割を選び直す過程として読める。カンサイの秩序は犯罪を排除しているように見えるが、歴史を書き換え、処刑を正当化する仕組みが別の暴力を生んでいる。悪人の派手な最期を描くだけでなく、自由に生きるとは何を失うことなのかを問い、都市の光が強いほどその影も濃くなる構成になっている。

読み方・略称・英題

アクダマドライブ

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