1970年代 / 全26話
のらくろ
『のらくろ』は、1970年代のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はTCJ動画センター。主放送局・系列はCX。放送期間は1970年10月5日 - 1971年3月29日。話数は全26話です。
あらすじ・ネタバレ
のら犬の黒吉ことのらくろは猛犬連隊に入隊し二等兵として軍隊生活を始める。規律の厳しい連隊ではブル連隊長やモール中隊長ら上官から厳しく叱られ失敗すれば仲間と一緒に罰を受けるがのらくろは持ち前の明るさと行動力を失わない。訓練や戦闘や行軍では空回りして騒ぎを起こすことも多い一方仲間が困っている時には勇気を出して助け危機を切り抜ける。軍隊の上下関係を舞台にしながら物語の中心は動物たちの珍騒動と友情であり厳格な命令と個性的な兵士の生活がぶつかることで笑いが生まれる。のらくろは失敗を重ねつつも経験を積み周囲から信頼される存在へ成長していく。
豆知識・雑学・よくある質問
エイケンの作品紹介ではのらくろはのら犬の黒吉として猛犬連隊に入り二等兵として戦闘に参加しブル連隊長やモール中隊長に叱られながら活躍する人物と説明されている。原作は田河水泡の漫画で軍隊を犬や熊などの動物社会に置き換え人間の組織や上下関係を風刺的に描く。よくある質問として史実の軍人を描いた作品ではなく擬人化された動物の漫画的な軍隊生活を楽しむ作品であり軍事知識がなくても話を追える。失敗しても立ち直るのらくろの性格や上官の厳しさの中にある人間味が基本的な見どころになる。テレビアニメ版には短い話をまとめた構成があり訓練や食事や休暇など戦場以外のエピソードも多いため戦争アニメというより組織コメディとして理解すると作品の性格に近い。
視聴者の感想・考察まとめ
のらくろは軍隊の英雄として最初から完璧に描かれるのではなく失敗を繰り返す弱い立場の者が集団の中で居場所を作る過程を描く。命令に従うことと自分の判断で仲間を救うことが衝突した時のらくろは規則を破る危険を承知で行動するため単なるお調子者から責任を担う人物へ変わっていく。上官たちも冷酷な記号ではなく叱責の後に部下を心配する表情を見せることで軍隊を人間関係の集まりとして感じさせる。動物の姿にすることで国籍や階級の対立を直接的な現実から少し離して眺められる一方戦闘や規律の重さも消えない。笑いの奥にあるのは組織に適応できない者を切り捨てず失敗から学ぶ余地を残すという価値観でありのらくろの愛される理由につながっている。
読み方・略称・英題
のらくろ / のらくろ
SNSの反応集
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