2010年代 後半 / 全12話

つぐもも

『つぐもも』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はゼロジー。主放送局・系列はANIMAX。放送期間は2017年4月2日 - 6月18日。話数は全12話です。

あらすじ・ネタバレ

加賀見一也は、母の形見である帯を身につけたことで、付喪神の桜の雲と出会います。桜は帯から生まれた美しい少女であり、一也の母の記憶や、土地にたまった怪異と深く関わっています。一也は学校で普通に暮らしていたはずが、土地神のくくりから怪異を退治する「すそはらい」に選ばれ、桜や幼なじみの黒耀、神器をめぐる敵と戦うことになります。怪異は人の恐怖や執着から生まれ、単に倒せば終わるものではありません。一也は過去の事件と母の死の真相に近づきながら、自分が受け継いだ力と責任を引き受けます。

豆知識・雑学・よくある質問

付喪神は、長く使われた道具や自然物に魂が宿るという日本の民間信仰や妖怪観に基づく存在です。桜が帯の付喪神である設定は、道具が持ち主の記憶や感情を蓄積し、人の姿や意思を得るという発想へつながっています。作品には土地神、妖怪、神具など和風伝奇の要素が登場し、現代の町や学校の中に古い信仰が残っている構図を作ります。怪異との戦闘では、刀や術だけでなく、相手の由来や願いを知ることが重要です。軽快なラブコメディと妖怪退治を組み合わせ、物に宿る思いが人間関係を動かす作品として描いています。

視聴者の感想・考察まとめ

一也は強い力を得れば母の死や怪異の問題を解決できると思いますが、力を使うほど、自分も過去の因縁の一部になっていきます。桜は一也を守る存在でありながら、帯として使われていた記憶と、少女として生きたい意思を持っています。持ち主と道具の関係を越え、互いに相手の選択を尊重できるかが二人の関係の核心です。怪異も、人間が恐れたり無視したりした感情の形と考えられ、退治はその存在を消すだけではなく、何が生まれる原因だったのかを理解する行為になります。和風ファンタジーの戦闘とラブコメの騒がしさの裏で、受け継いだ記憶と自分の人生をどう分けるかを問いかける作品です。

読み方・略称・英題

つぐもも、Tsugumomo

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