2010年代 後半 / 全1話

こちら葛飾区亀有公園前派出所「THE FINAL 両津勘吉 最後の日」

『こちら葛飾区亀有公園前派出所「THE FINAL 両津勘吉 最後の日」』は、2010年代 後半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社はぎゃろっぷ。主放送局・系列はCX。放送期間は2016年9月18日(特別番組)。話数は全1話です。

シリーズ作品・関連作品

あらすじ・ネタバレ

亀有公園前派出所の警察官、両津勘吉は、いつものように金儲けや騒動を繰り返し、部長や同僚を困らせていた。そんな両津に異動や退職を思わせる出来事が起こり、周囲では『両津が派出所を去るのではないか』という空気が広がる。両津は自分の居場所を守ろうと奔走するが、これまでの失敗や迷惑の数々も明らかになり、仲間たちは複雑な気持ちで彼を見送ろうとする。最後の日という題名が示す別れの緊張感は、両津らしい欲望と大騒ぎによって崩され、長年の仲間との関係が笑いと人情の形で浮かび上がる特別編である。

豆知識・雑学・よくある質問

『こち亀』は、派出所勤務の警察官を主人公にしながら、警察の事件捜査だけでなく、下町の人々、趣味、商売、時事ネタを幅広く扱う作品。両津は警察官としては問題行動が多いが、行動力と発想力があり、困っている人を見捨てられない面も持つ。タイトルのTHE FINALはシリーズの節目を思わせる言葉だが、両津の『最後』が本当に最後になるのか自体がギャグの仕掛けになる。よくある質問として原作を知らなくても見られるかがあるが、両津、部長、中川、麗子らの関係が分かれば特別編単独でも楽しみやすい。

視聴者の感想・考察まとめ

両津が派出所を離れるかもしれない状況で、周囲の人々は彼の迷惑さだけでなく、いなくなった時に生じる空白にも気づく。両津は秩序を乱す存在だが、同時に亀有の出来事を誰よりも引き受け、町の人々と接する窓口でもある。組織にとって優秀な警察官とは言いにくくても、仲間にとって忘れられない人物であるという矛盾が、長期シリーズの魅力を支える。別れを感動的に固定せず、最後まで騒ぎにしてしまうのは、両津が変わらないことへの安心でもある。家族のような仲間は、欠点を直すだけでなく、欠点ごと戻ってこられる場所を作る。

読み方・略称・英題

こち亀 / THE FINAL

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