2020年代 前半 / 全12話

かくしごと

『かくしごと』は、2020年代 前半のテレビアニメ作品として記録されているアニメです。制作会社は亜細亜堂。主放送局・系列はBS日テレ、AT-X、TOKYO MX、SUN。放送期間は2020年4月2日 - 6月18日。話数は全12話です。

あらすじ・ネタバレ

漫画家の後藤可久士は、娘の姫を一人で育てながら、自分が下品な漫画を描いていることをひた隠しにしています。姫には漫画家を恥ずかしい職業だと思われたくないという親心から、会社員を装い、仕事場や原稿を隠します。姫が成長するにつれ、可久士の秘密を知るアシスタントや編集者、姫の学校の友達も増え、隠し事を守るための小さな嘘が複雑になっていきます。現在の父娘の日常と、未来の姫が父の過去を調べる場面が交互に描かれ、可久士がなぜ秘密を抱えたのか、家族に何を残そうとしたのかが明らかになります。

豆知識・雑学・よくある質問

題名の「かくしごと」には、可久士が隠している漫画家の仕事と、言葉遊びとしての父の名前、さらに家族が互いに言えずにいる本音という複数の意味があります。原作は久米田康治による漫画で、職業漫画家の自虐的なギャグと、父娘の感情的なドラマを組み合わせています。漫画制作の現場では、締め切り、担当編集、アシスタント、読者の反応などが描かれ、創作が華やかな才能だけでなく多くの人の協力で成り立つことが分かります。可久士の漫画の内容と、娘に見せたい父親の姿の落差が、笑いと切なさを生んでいます。時間の異なる二つの物語を配置する構成が、秘密の意味を少しずつ変えています。

視聴者の感想・考察まとめ

可久士の隠し事は、姫を守るための愛情から始まりますが、相手のために真実を決めつけて隠すことは、姫が自分で父親を理解する機会を奪う危険もあります。可久士は父親として完璧でありたいと願うほど、失敗や不安を見せられなくなります。姫は父の秘密を知ることで、漫画家という職業だけでなく、父が自分との生活を守るために無理をしていたことを知ります。家族の愛情は、相手を傷つけないために何も言わないことだけではなく、相手が真実を受け止める力を信じて話すことでもあります。ギャグで笑わせながら、親が子どもへ残せるものは財産や肩書きではなく、一緒に過ごした記憶と自分らしく生きる姿だと描いた作品です。

読み方・略称・英題

かくしごと、かくしごと(Kakushigoto)

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